インタビュー
北村化学産業株式会社
QOL事業部 QOL営業部 東京営業二課 兼 マーケティング課
田中 瑞紀 氏

環境負荷低減は重要テーマ。
ホテル・レストランのニーズに手応えを確認、具体的な商談にも結びつけられました。
【事業概要】化学製品の総合商社である同社の商品より環境負荷軽減に貢献する外食産業向け関連商材を、CLOMA参加企業とともに共同出展。
WEBサイト:https://www.kitamura-chem.co.jp/
展示会出展に関してのお立場と役割を教えてください。
弊社のマーケティング業務を担当しており、この展示会では各部署の出展希望アイテムのとりまとめから出展準備、運営全般を担当しました。
この展示会への出展の背景として、どのような事業・業務の課題をお持ちでしたか?
今後ホテル・宿泊・飲食業界に対して当社で取り扱う環境対応商材の販路を広げたいということが第一に挙げられます。
次に、環境負荷軽減というテーマに対してこの市場でどれだけのニーズがあるのかということを知りたかったと言うことです。商材自体のPRと言う目的はもちろんもありますが、展示会を通じてそれらの情報をどれくらい集められるかということです。
HCJを知ったきっかけは?
昨年展示会事務局より「環境配慮・エコチャレンジ製品ゾーン」への出展の打診を頂きましたが、現在弊社が参加しているCLOMA(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス~英文名:Japan Clean Ocean Material Allianceの略称 https://cloma.net/)としての出展という形はとれないか?と検討し、最終的にCLOMAのブースとして3社プラスCLOMA事務局での共同出展という形をとりました。
出展するまでに何かハードルとなることはありましたか?
期中でのご案内だったので、予算外ということもあり即決はできませんでした。
一社単独では予算的に難しかったと思いますが、CLOMAとしての共同出展の形がとれたため、出展に踏み切ることができました。
出展の最終的な決め手は何でしたか?
CLOMAとしての共同出展であったこともありますが、今回新設された「環境配慮・エコチャレンジ製品ゾーン」での出展ということで、他のブースを含めた相乗効果が期待されたこと、そして様々な企業において環境負荷低減が重要テーマとして取り上げられている中で、弊社としても自社の商品や取り組みをアピールする良い機会であったということです。
実際に出展してみて成果や手応えはいかがでしたか?
具体的な商談はいくつかあり、環境負荷低減対策の商材を使いたいという声も聞かれました。また、今までつながりが無かった会社ともお会いして商談することが出来ました。弊社の展示内容に関しては、ホテル・レストラン向けの商材を一式で展示が出来れば良かったと思いました。以前出展した他の展示会ではCLOMAの知名度はあったのですが、HCJではまだ知られていないという実感がありました。今後広まって行くとは思いますが、環境負荷軽減に向けた商材は今後も注目されニーズも高まってくると思いますので、継続して情報発信や提案を行って行きたいと思います。
今後、この展示会に出展しようと考えている方へのメッセージをお聞かせください。
今回、環境配慮・エコチャレンジ製品ゾーンのエリアでの出展でしたが、同様の商材を持つ企業であればこのような場に出展することでチャンスになると思います。
出展に際しては見せ方や展示方法を工夫するなどして、来場者に分かりやすくそれぞれの商品の特徴などをアピールすると良いと思います。


※CLOMAとは?
クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス~英文名:Japan Clean Ocean Material Allianceの略称です。地球規模の新たな課題である海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた取組を世界全体で推進することが求められる中、海洋プラスチックごみを削減するためには、ポイ捨て防止の徹底をはじめとする廃棄物の適正管理に加え、プラスチック製品の3Rの取組より一層の強化や、生分解性に優れたプラスチック、紙等の代替素材の開発と普及の促進など、喫緊の対応が求められています。
これらの背景を踏まえ、業種を超えた幅広い関係者の連携を強めイノベーションを加速するためのプラットフォームとして設立されました。
(WEBサイト https://cloma.net/)