インタビュー

カセン産業株式会社

営業企画

貨泉 善彦 氏

ブース数を増やし多数来場者と商談。
新しいアイデアやマーケットへのヒントが得られたことも収穫。

【事業概要】食器

展示会出展に関してのお立場と役割を教えてください。

社内の営業および企画全般を担当しており、展示会については出展計画立案、企画・準備、会期中の運営を含めて全般的に統括しています。

この展示会に出展することを決める前に業務上でどんな課題を感じていましたか?

展示会へ出展することで製品のPRを行い、新たなお客様を獲得し、拡販に結び付けていきたいということは、どの展示会に出展する際も共通した目的ではないでしょうか。
弊社は集団給食、学校・病院給食をメインユーザーであり、その中でも公共関係のお客様が次年度の予算を組まれる時期に近い秋に開催される展示会は、継続して出展していますが、HCJに関しては開催時期の関係もあり暫く出展を控えていました。
最近になってユーザーや代理店等の方から「最近HCJに出展していないね」といったような声を聞くようになりました。社内的にもニーズがあるならばHCJにも再度出展してみようということになり、昨年のHCJ2018から出展に向けて検討を進めてきた経緯がありました。

この展示会を知ったきっかけは?

HCJは今回で2回目の出展となりますが、私が入社する以前にフード・ケータリングショーが単体で晴海にて開催されていた頃に継続して出展していた実績があったこと、また事務局から毎年届く出展案内等に目を通していたので展示会自体への認識はありました。

この展示会を知って出展申込をするまでに何か躊躇すること、障害となることはありましたか?

特には無かったです。

申込(を決定)する際の最後の決め手は何でしたか?

お客様サイドから出展を希望される声があったこともありますが、昨年にとりあえず1小間で出展してみたところ予想以上に反響があったので今回のHCJ2019は2小間での出展してみようということになりました。
後は展示会自体のボリュームも大きく、弊社のマーケットに合致する来場者が多数訪れることも分かっていたということで、結果が期待できるといった点でしょうか。

実際に出展してみてどうでしたか?(何が役にたっていますか?メリットは何でしたか?)

小間数を2小間にしたことやブースの場所も割と良かったことで、会期中は多くのお客様が訪れて下さいました。
やはり実際に手に持って質感や色、光沢感などを見て頂けるということは展示会のメリットであると感じています。
当然ながらターゲットとするお客様も多かったのですが、今回出展していた滑らないコーディングを施した食器をご覧になった方から、「食器ではなく他の物にも応用できないか」といったご質問をされました。自分たちは食器ということが常にベースにあったのですが、新しいアイデアやマーケットへのヒントが得られたことも収穫でした。

今後、この展示会に出展しようと考えている方へのメッセージをお聞かせください。

やはり実物を実際に見て頂けること、触って体感して頂けるということは展示会だからこそ出来るプレゼンテーションではないでしょうか。
弊社の商品は製品の耐久性が高いこともセールスポイントですから、実際に新品と経年したものを比較展示しましたが、カタログやWEBの写真で見せるより、リアルでインパクトがあり、お客様の反応も全く違いました
今回はお客様に興味を持ってもらえるような実験的なサンプル展示を通路に面して設置するなどの工夫をしたり、製品を見やすく配列しました。奥まで足を進めて頂けるようなレイアウトや動線を考えていくことも大切だと思います。
特に外食系やホテルの方に対してアピールする上で、イメージも大きなポイントになると思います。ブースを明るくするなど、見た目のイメージを良くする点に気を遣うことが大切ではないでしょうか。
弊社は昨年1小間で試しに出展してみましたが、結果が伴えば次回はもう少し拡大するといったように段階を踏んで規模を拡大しても良いもしれません。
今回会期を終えて弊社のブースでも改善して行かねばならない反省点がいくつかありましたが、次回に向けてそれらを修正して出展に臨みたいと思っています。

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