インタビュー
株式会社エープラス
ガーデン・BBQ部門 チームリーダー
永松 忍 氏

普段会えない遠方のホテル・レストラン業界来場者にも商品を紹介でき、費用対効果を実感
【事業概要】バーベキュー機材、薪ストーブ ほか
展示会出展に関してのお立場と役割を教えてください。
出展計画、展示内容の検討、運営全般の責任者を担当しています。
この展示会に出展することを決める前に業務上でどんな課題を感じていましたか?
弊社は40年程前から薪ストーブの輸入販売を手掛けておりますが、ライフスタイルの提案をもっと行いたいということから私が責任者となり、10年程からガーデン・バーベキュー事業部を発足させ関連商品を販売してきました。最近新商品が増えてきたことでホテル・レストラン業界の方からも色々とお問合せを頂く機会が増えてきたこともあり、新たな販路の拡大と市場へのPRと浸透をより一層図って行ければと言う思いがありました。
この展示会を知ったきっかけは?
今回出展を検討するまで存在を知りませんでした。ジャパンホームショーや他の展示会には新商品が出る都度出展を行ってきましたが、前述のような理由からホテル・レストラン業界へアピールするに相応しい展示会をWEBなどで調べる過程で存在を知りました。
この展示会を知って出展申込をするまでに何か躊躇すること、障害となることはありましたか?
少人数で運営している小さな組織であること、出展費用もかかること、また視察に行ったことも無かったのでその投資を果たしてペイできる展示会であるのかというところが一番のネックでした。
申込(を決定)する際の最後の決め手は何でしたか?
海外の展示会などで面白い商品を色々みつけてピックアップしてきたので、グランピングというものが市場で動いていることも踏まえてなんとかそれらの商品を切り口にアピールできないかということがありました。また、トライしたい・提案したいという気持ちもありましたが、実際に会場で関係者の皆様に実物を見て頂きたいということが大きかったです。
弊社の商品は大きさや重量の関係で容易に持ち運べないものが多く、どうしてもカタログベースで商談を行わねばならず、アポイントメントをとってから商談に至るまで非常に時間を要すると言うことが今まで壁になっていたのですが、展示会の場合はお客様のほうから来ていただけるというメリットが大きかったからです。
実際に出展してみてどうでしたか?(何が役にたっていますか?メリットは何でしたか?)
結論から言えば我々の狙い通りのターゲットのお客様に多数お立ち寄りいただくことが出来、見積依頼なども多数いただきました。
実際にはこれからどれだけ受注に結び付くかということなのですが、普段お会い出来ない北海道や沖縄、石垣島などの遠方の方もお立ち寄りいただき会期三日目くらいで費用対効果は十分にあったと実感しました。
今回はヨーロッパのガーデンレストランなどで最近人気の円形のバーベキュー・グリルを展示したのですが、日本にまだ無い製品であり注目されました。
やはりグランピング施設で映える物を出せたことが大きかったと思います。
某高級リゾート施設からお越しになった方も「現在はドラム缶を半割りして作っていた物を使っていたけどこの商品に変えたい」というようなお話もいただけました。
他にも携行可能なグリルや紙と竹と炭を使用した使い捨てのグリルなどへの関心も高かったです。日本製はどちらかと言えば機能性や便利さを優先した商品が多いのですが、海外の製品はそれプラスお洒落さ・面白さ・演出効果など、一ひねり違った魅力を持つ商品が多く、それらを多くの方にご覧いただくことができました。
今後、この展示会に出展しようと考えている方へのメッセージをお聞かせください。
弊社のように少人数の会社では普段なかなか営業活動が行きわたらないといった課題がありましたが、今回、購入決定者層にある方も多数ブースに立ち寄られ直接商談を行う機会が持てたことはHCJの大きな魅力だと思っています。
実際北海道や沖縄方面に営業活動で赴くのは時間やコスト面を考慮してもなかなか大変ですが、そのような面から見ても費用対効果が十分にある展示会だと思いました。