
未来における宿泊業のあり方を描く
~観光モデルを創る 産学連携プロジェクト~
人手不足、ホスピタリティーの向上などに加え非接触、コスト削減など宿泊業はあらゆる課題解決、変革を迫られております。その中で10年後のお客様ニーズにいかに応えていくか、宿泊業はどうあるべきかを今こそ描く必要があると考え、HCJ事務局では「スマート化」を軸に変革を描くプロジェクト「宿泊業のスマート化研究会」を立ち上げました。
2020年度はホテル施設でのスマート化をテーマに、実際に課題を抱えるホテル運営会社とソリューションを持つメーカーにご参加をいただきました。現地視察やディスカッションを重ね、5年後・10年後に向けどの部分を変化していくべきか、そのための障壁は何かを考えてまいりました。
前回の展示では、複数の企業の製品・ソリューションを融合させ、実際のホテル施設の課題について、今持ちうる技術でどこまでスマート化が可能かを表現しました。
2021年度は実際の宿泊施設での実証実験を活動の軸に据えながら、
最先端技術を用いたコスト削減や、省力化といった現状の課題解決について深掘りをしていきます。
また同時に5年後、10年後を見据える中で、デジタルを手段とし、宿泊業のビジネスモデルをいかに変えることができるか。
ホテルに訪れるお客様の体験価値をいかに変えることができるかについても議論をしていく予定です。
自社の利益だけでなくオープンマインドで宿泊業全体をよりよくしていきたいという企業を追加で募集しています。
研究会参加を希望の方は、事務局までお問い合わせください。
お問い合わせ先
e-mail: hcj@jma.or.jp
※活動の趣旨にあわせ参加企業は事務局にて選考させていただきます、
予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
2021年 | 4月~5月 | 参加企業募集期間 |
---|---|---|
6月 | 第1回研究会(トーンセッティング) | |
7月 | 第2回研究会(実証実験テーマの決定) | |
8月 | 第3回研究会(実験テーマの深掘り) | |
9月 | 実証実験期間 | |
10月 | 実証実験期間 | |
11月 | 実証実験期間 第4回研究会(中間報告会) |
|
12月 | 実証実験期間 | |
2022年 | 1月 | 第5回研究会(今年度実証実験結果報告) |
2月 | 展示会発表 | |
3月 | 展示会報告会 |
宿泊業のスマート化研究会
ファシリテーター インタビュー
参加企業
メーカー
構造計画研究所
オムロンソーシアル
ソリューションズ
ソニーマーケティング
WDS
ネットフォレスト
三菱電機
ホテル
相鉄ホテル
マネジメント/相鉄ホテル開発
東急リゾーツ&ステイ
リゾートトラスト
大学
東洋大学
前回展示のご紹介
ブース内では、旅のスマート化による情報発信/経路検索/モバイル決済などのONEアプリによる一元化(ジョルダン)、客室設備を自分のスマホで操作し、「非接触」「省人化」「顧客接点強化」を実現するスマート化ソリューション(Live Smart)、「非対面・非接触」を実現し、カギ対応の時間を最小にするスマートロック(構造計画研究所)、ウォークスルーで顔認証及び体表面温度、マスク検知が行える「EG-Keeper」(WDS)をはじめとする6社の製品、ソリューションを融合させ、すべてを非接触で行える宿泊施設のモデルを実際にお見せしました。